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乗客は乗り込んだのに雨の日のドアをしばらく開けているバス
土岐友浩 『Bootleg』
日常的に多くの人が経験することを見逃さずに切り取っています。
説明をせずにごろんとほうり出した場面にリアリティーを感じます。
直接は述べていませんが、(直接述べれば、即「台無し」です) 作者の小さな心のゆらぎが一首の魅力でしょう。